みなさん、こんにちは。カワモトです。
飲食店の集客に必要なマーケティング戦略には、昔からチラシや看板など様々な方法がありますが、近年ではオンライン戦略が重要になっています。特にSNSやブログ、口コミなどのツールを活用することが大切です。
チラシを始めとしたオフラインの手法も引き続き必要ですが、新たにSNSやブログ、口コミなどのツールを活用することで、飲食店の集客効果を最大化することができます。しかし、単純にSNSやブログの投稿をするだけではなく、ユーザーにとって有益な情報を発信することでお客様の興味を引くことが大切です。
本記事ではオンラインを中心としたWEB集客について、飲食店向けに紹介していきます。
飲食店集客に効果的なSNS活用方法
Twitterを始めとしたSNSは飲食店の集客にとって非常に有効なツールです。SNSの活用方法は至ってシンプルで、自社のアカウントを作成し、定期的に投稿することです。
どのSNSも使い勝手は簡単となっており、気軽に始められるため使わない手はありません。
具体的なSNSの活用方法としては、まずはInstagramやTwitterなどの写真中心のSNSを活用することが重要です。美味しそうな料理の写真や、おしゃれな店内の写真を投稿することで、ユーザーの興味を引き、集客に繋げます。
また、情報発信のみにとどまらずクーポンやイベント情報を投稿することも有効です。
ビジネスユーザーが比較的多いとされるFacebookを利用すれば、企業単位でお店の情報を拡散することができます。有名雑誌や大手Webメディアに取り上げてもらえる可能性も高まりますので、SNS内のみに収まらない集客効果にも期待できます。
ただし、SNSを利用する上でいくつかの注意点があります。
まずは投稿の質にこだわることが大切です。投稿内容が読み応えがある、美味しそうな写真が撮れているかどうかなど、投稿内容には十分な注意が必要です。
特に写真については情報発信によって悪い印象を与える場合がありますので、納得のいく写真が撮れるまで、何度も撮影するようにしましょう。
また、定期的に投稿を行い、お客様とのコミュニケーションを取ることも重要です。お客様からのコメントやリアクションには返信を行い、信頼関係を築くことができます。
SNS上でのネガティブなコメントや評価に対しても、適切に対応することが必要です。間違ってもSNS上で口論になるようなことは避けましょう。
以上のように、SNSを活用することで、飲食店の集客効果を高めることができます。SNSの利用には十分な注意が必要ですが、適切に活用することで、お客様との信頼関係を築き、集客効果を最大化することができます。
飲食店の集客に効果的なブログと書き方
ブログは飲食店が魅力を発信し、集客につなげるための重要なツールです。効果的なブログを書くためには、以下のポイントに注意しましょう。
読み手に合わせた内容を提供する
飲食店のブログはお客様が興味を持つ内容を提供することが大切です。
例えば、季節限定のメニューやお店の歴史、食材の調達方法など、お店独自の情報やストーリーを伝えることで、お客様に興味を持ってもらうことができます。
鮮度の高い情報を提供する
飲食店は日々変化するメニューやイベント情報があるため、ブログでも鮮度の高い情報を提供することが大切です。更新頻度を高くすることで、お客様に常に新しい情報を提供することができます。
ブログを投稿して終わりではなく終了した期間限定メニューなどのブログがあれば、「このメニューは2023年4月30日で終了しました」などの情報更新を行うことでユーザーに安心感を与えることができます。
画像や動画を活用する
飲食店は見た目にも美味しさが伝わるため、記事には画像や動画を添付することがおすすめです。美味しそうな写真や、おしゃれな店内の動画など、お店の雰囲気を伝えることで、お客様に想像を膨らませてもらい、来店につなげることができます。
SEO対策を行う
ブログ記事には検索エンジン最適化(SEO)の対策を行うことも重要です。キーワードを含むタイトルや、見出しを使うことで、検索上位に表示される可能性が高まります。
細かな知識や技術を挙げればキリがないため、投稿するブログ記事のタイトルだけでもどんなキーワードで検索している人に見てほしいかを念頭に考えて設定すると良いでしょう。
以上のように飲食店のブログはお客様に情報を提供することで集客につなげることができます。ブログを通じて、お店独自の情報やストーリーを発信することで、お客様に興味を持ってもらい、来店につなげることを狙います。
また、ブログ記事は投稿して終わりではなく、投稿した記事をSNSなどで拡散することで、集客効果をさらに高めることができます。
飲食店集客に効果的な広告の出し方
広告を利用した飲食店への集客には様々な広告媒体を活用することが重要です。
以下では、主要な広告媒体を紹介し、それぞれの媒体での効果的な広告の出し方について解説します。
リスティング広告
Googleなどの検索エンジンの上位に表示される広告を出すことで、効果的に集客をすることができます。リスティング広告を出すためにはまず、「大阪 ラーメン」のようにお店のコンセプトに沿った適切なキーワードを設定し、広告のタイトルや本文を魅力的に設定する必要があります。
また、特定の時間帯や地域をターゲットにすることで、より効果的に集客することが期待できます。
しかし、飲食店とリスティング広告の相性は考慮しなければならない点もあります。詳しくは別の記事で紹介しているので、そちらをご覧ください。
SNS広告
SNSで広告を出すことで、ターゲット層に向けて効果的に集客することができます。例えば、Instagramでは、ターゲット層に合わせたハッシュタグを使うことや、ストーリーズ広告を活用することがおすすめです。
Instagram広告とLINE広告については個別に記事を公開しているので、そちらもぜひご覧ください。
フリーペーパー広告
地域のフリーペーパーや情報誌に広告を出すことで、地域住民に効果的に集客することができます。フリーペーパーに広告を出すためには、まずその地域の情報誌やフリーペーパーを調べ、ターゲット層に合わせた媒体を選ぶことが重要です。
また、広告のデザインやテキストも、目立つものにすることで効果的な集客を促すことができます。
グルメサイト広告
食べログを始めとしたグルメサイトに広告を出すことで、より多くの人にアプローチすることができます。グルメサイトでは、口コミやランキング情報が掲載されているため、そのサイトでの評価を上げることが重要です。広告を出す前には、口コミの確認やグルメサイトでの情報更新を行うことがおすすめです。
以上のように、飲食店集客には、さまざまな広告媒体を活用することが大切です。広告を出す際には、ターゲット層に合わせた広告媒体を選びましょう。
ほかにも、以下のようなポイントに注意して、より効果的な広告を出すことができます。
・キャッチーなキャッチコピーを作成する
広告を見た人が興味を持つような、キャッチーなキャッチコピーを作成することが重要です。例えば、「限定メニューが登場!今すぐチェック!」など、目を引く文言を使うことがおすすめです。
・目的やターゲット層を明確にする
広告を出す目的や、ターゲット層を明確にすることで、より効果的な広告を出すことができます。例えば、「ランチタイムに来店してくれる学生さん向けに、学割を導入します」といった具体的な目的や、ターゲット層に対して訴求することで、広告の効果が高まります。
・デザインにもこだわる
広告のデザインも、目を引くものにすることが大切です。特にグルメ関連の広告では、美味しそうな写真を使ったり、食欲をそそるデザインを採用することで、より効果的な広告を出すことができます。
・定期的な更新を行う
広告を出している媒体であっても、定期的な更新を行うことが重要です。例えば、フリーペーパーに広告を出している場合は、季節やイベントに合わせた更新を行うことで、より効果的な広告を出すことができます。
以上のように、広告を出す際にはターゲット層に合わせた媒体や広告の訴求方法を選ぶことが大切です。また、キャッチーなキャッチコピーやデザインにもこだわることで、より効果的な広告となるでしょう。
飲食店集客に効果的なクーポンの配布方法
クーポンを利用した飲食店への集客は非常に効果的です。ここではクーポンの種類や配布方法、利用条件の設定などについて紹介し、クーポンを活用した集客方法を解説します。
クーポンの種類
- 割引クーポン:商品やサービスの割引を提供するもの。
- 無料クーポン:商品やサービスの一部または全額を無料で提供するもの。
- ポイント還元クーポン:商品やサービスの購入時にポイントを付与し、次回以降に利用できるようにするもの。
クーポンの配布方法
・SNSでの配布
InstagramやTwitterなどのSNSで、クーポンを配布する方法があります。フォロー&リツイートやいいね!といった条件を設定することで、集客効果を高めることができます。
・自店のホームページやクーポンサイトへの掲載
クーポン専門のサイトにクーポンを掲載する方法があります。食べログなど利用者が多いサイトに掲載することでより多くの利用者にアプローチできます。もちろんホームページ限定のクーポンを配布するのも効果的です。
・フリーペーパーなどの紙媒体での配布
フリーペーパーやチラシ、新聞折込などの紙媒体で、クーポンを配布する方法があります。店舗周辺や駅など、集客が期待できる場所で配布することで、より多くの利用者にアプローチできます。
利用条件の設定
クーポンを配布する際には利用条件を設定することが必要です。
例えば、利用可能期間や利用可能な金額、時間帯などを設定することで、無駄な利用を防ぎ、集客効果を高めることができます。
一般的によく使われる条件は1人につき1回まで利用可能や、1会計につき1つのクーポンのみ利用可能などが挙げられます。
クーポンを活用した集客方法
・新規顧客獲得
新規顧客を獲得するために、SNSやクーポンサイトでクーポンを配布することで、店舗の知名度を高めることができます。
・リピート客獲得
ポイント還元クーポンを利用して、リピート客を獲得することができます。また、クーポンを配布することで、リピート率を上げることができます。
・集客のピーク時の活用
集客のピーク時にクーポンを配布することで、スタッフ・人員の管理に役立てられます。
以上のように、クーポンを活用した集客方法は、飲食店にとって非常に効果的な手段の一つです。ただし、適切なクーポンの種類や配布方法を選ぶこと、お客様に十分なメリットがあると伝えること、クーポンを利用してリピーターを増やすことが重要です。
飲食店集客に効果的な口コミ対策の方法
口コミは飲食店の集客に非常に効果的なツールです。そのため、口コミを積極的に活用し、お客様に喜んでいただけるサービスを提供することが大切です。
口コミを活用するためには、まずお客様に満足していただくことが重要です。口コミを書くきっかけとなるのは、お客様が良いまたは不快なサービスを受けたと感じたときです。
また、GoogleマップやSNS、口コミサイトにお店の情報を掲載し、お客様からの口コミを促すことも大切です。SNSではTwitterやInstagramなどを活用することが一般的です。飲食店における口コミサイトでは食べログやぐるなびなどがあります。
ただし、不適切な口コミに対しても注意が必要です。不適切な口コミがある場合は、迅速かつ適切に対処することが重要です。具体的な対策としては、まずはその口コミが事実であるかどうかを確認することです。事実であれば、お客様に対して謝罪や解決策の提供をすることが大切です。また、虚偽の口コミや誹謗中傷の場合は、口コミサイトに対して削除依頼を行うことも可能です。
以上のように、口コミは飲食店の集客に非常に効果的なツールですが、注意点もあるため、適切な対応をすることが大切です。
飲食店集客に効果的なインフルエンサーマーケティングの方法
インフルエンサーマーケティングは飲食店集客に非常に効果的な手段の1つです。以下は、インフルエンサーマーケティングの方法についてのポイントです。
インフルエンサーの選定
まずは自分の店のコンセプトやターゲット層に合ったインフルエンサーを選ぶことが大切です。また、インフルエンサーがフォロワーにどのような影響力を持っているのか、その経歴や過去の実績を調べることも重要です。
特にSNSで炎上となれば悪い方向に認知度がUPしてしまう可能性があります。
インフルエンサーとの連携方法
インフルエンサーとの連携方法には、商品やサービスの提供、イベントの開催、コラボレーションなどがあります。インフルエンサーに自分の店の魅力を伝え、協力してもらうことで、多くの人に自分の店を知ってもらうことができます。
インフルエンサーとの信頼関係の構築
インフルエンサーとの信頼関係の構築は非常に重要です。自分の店が提供する商品やサービスについて正直な意見をもらえるようにすることが大切です。また、インフルエンサーのプロフェッショナルな意見やアドバイスを参考にし、自分の店の改善につなげることもできます。
一方で、自分のお店を心から良いと思ってない方に紹介されても、ユーザーへ伝わる熱量に違いが出る恐れがあります。
インフルエンサーマーケティングの効果測定
インフルエンサーマーケティングの効果測定は、マーケティング戦略を改善するためにも重要です。効果測定には、SNSでの反応や集客数、売上の増加などを把握することができます。
以上が、飲食店集客に効果的なインフルエンサーマーケティングの方法です。インフルエンサーとの信頼関係の構築や効果測定をしっかり行い、自分の店の魅力を多くの人に伝えることができるようにしましょう。
飲食店の集客に必要なホームページ
ここまで飲食店が集客において行うべきWEBマーケティング戦略について紹介しました。
どの戦略をとる場合においても、集客の土台となるのがホームページです。
ホームページは常に最新で一定の情報を発信する媒体となるため、SNSでは掲載しきれない内容まで網羅することができます。
ホームページを制作する際に気を付ける点は大きく5つあります。
レスポンシブデザインを採用する
現代はスマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイスからのアクセスが多いため、レスポンシブデザインを採用することが重要です。レスポンシブデザインとは、画面サイズに応じて自動的にレイアウトが変化するデザインのことです。これによって、モバイルユーザーでも見やすく、使いやすいホームページを作ることができます。
ページ構成をシンプルにする
ホームページのページ構成は、シンプルでわかりやすくすることが重要です。メニューや営業時間、アクセスなど、必要な情報を一目でわかるように配置することで、ユーザーの利便性を高めることができます。
食事の写真や店内の写真を掲載する
飲食店のホームページでは、美味しそうな料理の写真や店内の写真を掲載することが重要です。写真を掲載することで、ユーザーの食欲をそそり、店舗に訪れたいという気持ちを引き出すことができます。
サイト内検索機能を実装する
ユーザーが必要な情報を探しやすくするために、サイト内検索機能を実装することが重要です。サイト内検索機能を設置することで、ユーザーが目的の情報にすばやくアクセスできるようになります。
過去に開催していたイベントや限定メニューの情報など特定の情報を知りたいユーザーにとっては非常に便利な機能です。
SEO対策を行う
ホームページを作成する際には、SEO対策を行うことも重要です。
SEO対策については前述したブログの項目でも紹介しましたが、キーワードを適切に配置する、タイトルやディスクリプションを工夫する、外部からのリンクを集めるなどの方法があります。
SEO対策を行うことでホームページを検索エンジン上位に表示させ、より多くのユーザーにアクセスしてもらうことや、実際の成果として来店数の増加が期待できます。
ホームページについては別の記事でも紹介しているので、そちらもぜひご覧ください。
まとめ
いかがだったでしょうか?本記事では飲食店が行うべき集客方法について紹介しました。
飲食店にはSNSやブログ、広告など幅広い集客戦略があります。
全てを網羅することは難しいとは思いますが、予算や労力といった制限がある中でできることから実行してみましょう。
実行すべきおすすめの項目としては、ホームページの制作やSNS、口コミ対策が挙げられます。ホームページ制作はある程度の予算が必要にはなりますが、作った後の管理や更新の手間は少なくかける労力に対するリターンは大きいと言えるためです。
このような形で当サイトでは飲食店様向けにためになるような情報をWEB制作会社に勤めている人目線でお届けしています。他の記事の閲覧はもちろんですが、今後も見ていただけると嬉しいのでぜひブックマークやTwitterのフォローをしていただきますようお願いします。