飲食店にホームページは必要なのか?集客を成功させるポイント

みなさん、こんにちはカワモトです。
さっそくですが、飲食店の場合ですと食べログやぐるなびのようなポータルサイトに掲載されている店舗が多いと思います。では、ポータルサイトに掲載しているのであれば店舗独自のホームページは不要なのでしょうか?
今回の記事では飲食店にホームページが必要かどうかを解説していきます。

目次

飲食店にホームページが必要と言われる理由

飲食店にホームページが必要な理由

何でもかんでもWebやテクノロジーと言われるこの時代。どのような内容であれ事業をするならホームページは必要な気がする・・・そのような感覚をお持ちではないでしょうか?
しかし、一方ではポータルサイトに掲載しているのであれば、「ポータルサイトをホームページ代わりと思って使えばいいのでは?」そう言った声も聞こえてきそうです。

私の結論としては「飲食店にもホームページは必要」です。
10年前(2010年代)と比べても多くの飲食店でホームページが作られるようになりました。そして、ホームページを持っているお店ほど流行っている傾向にあります。
もちろんこれには様々な理由があります。

昔と比べてホームページの制作会社が増え、ホームページの制作費用が安くなった(とはいえ個人的にはまだ高いとは思います)ことも理由の一つですが、お客様が飲食店に対して求めるものが変化したことが大きな要因であると考えています。

以前は飲食店といえばホテルのような高級料理店か早くて安くて美味い牛丼屋のようなどちらかを求められていることが多かったと思います。要は食事する場所として認識されていました。
もちろん今も飲食店は食事をする場所であることに変わりないのですが、本質的には食事よりも体験をする場所へと変わっていっていると思います。
特に若い世代の方は顕著ですが、いわゆる映える料理や魅せるサービスを提供することが現代の流行です。

その結果、原価の低い料理を高い料金で提供することができるようになり、飲食店の利益率が上がることでホームページを作成する費用が工面できるようになったのではないかと思います。
また、同時に高品質な体験・経験を提供するためにもブランド力を確立し、守る必要があるためにホームページが必要になったとも言えます。

無料もしくは比較的安価な料金で利用できるポータルサイトではフォーマットが決まっており、デザインの自由度もなければ他店との差別化もできないため独自性をPRするためにホームページを必要とする店舗が増えていったという考え方です。

ホームページの作り方と管理

ホームページの作り方と管理

では、そのホームページを作る方法ですが、大きく2つの方法があります。
誰か(主に制作会社)に依頼して作ってもらうか、自分で作るかです。

プロに依頼した場合、多額の費用が掛かってしまうため尻込みしてしまう方も珍しくありません。私の経験でも興味あると問い合わせいただいた方に見積もりを出したところ「そんなに!?」と驚かれたことがあります。

自分で作る方法についてですが、今時は「ブログをやってたことがあるから」、「無料で簡単に作れるサービスがあるから」と自分で作る方も珍しくありません。
しかし、あまり詳しくない方がこのように作ってしまうと厳しい表現にはなりますが、ダサいホームページになってしまったり、足りない仕様があってクレームに繋がってしまったりと、逆にブランド力を下げてしまうといった悪影響を及ぼす可能性があります。

また、ホームページは作って終わりではなく常に最新の情報を公開するなど、管理・更新・運用が必要です。何かと忙しい飲食店でそのような時間を確保できるケースは珍しいでしょう。なぜならホームページに割く時間があれば、新しいメニュー開発や取引先開拓などに時間を使った方が有意義であると思うからです。

もちろん、これらは全ての飲食店に当てはまる話ではありません。自分で作り運用することができる場合は、安上がりになりますし自分で思い描いた通りのホームページにすることができるメリットがあります。
しかし、作ることも管理していくことも難しい場合は多少の出費があったとしても外部に依頼した方が長い目で見た時にはプラスになると思いませんか?

飲食店のホームページに掲載すべき内容

飲食店のホームページに掲載すべき内容について

大前提としてホームページを見てくれている=すでにお店に対し興味・関心を持っていると言えます。そのため、お客様にホームページを吟味してもらって来店・予約に繋げることがホームページの役割となります。

では、「興味がある」→「行ってみたい」に気持ちを変えるためにはホームページにどのような情報を掲載すべきなのでしょうか?
ここからは項目ごとに紹介していきます。

魅力的な画像(または映像)

お店を知ったきっかけはお客様によって異なります。
それこそ、ポータルサイトを経由してホームページを見てくれている方もいれば、SNSで知った方もいますし、知人から教えてもらったという方もいます。

前情報がほとんどない方を前提としてホームページを作成すべきなので、「綺麗な店内」や「おしゃれな外観」、「美味しそうな料理」、「かっこいいシェフの姿」、「独特なサービス」といったビジュアルによって一目で分かる魅力をPRできる画像や映像を掲載しましょう。

メニュー

飲食店のホームページでメニューを載せずに何を載せるのかというほどに重要なコンテンツです。基本的には網羅的に全メニューを掲載すべきです。特にイチオシのメニューは写真も併せて掲載しましょう。
お店のコンセプトにもよりますが、来店時の大まかな予算も記載があると親切です。

設備・サービス

例えば店内は喫煙可能か、お子様連れの方向けにキッズ用の椅子や食器があるか、車椅子の方用にスロープが設置されているか、駐車場があるか、クレジットカードなどのキャッシュレス対応か、などです。

来店前に懸念がある場合、情報が最新で最も信頼性のあるホームページを閲覧する方は少なくありません。子連れで来店したものの、店内がタバコの煙で充満しているようであれば悪いクチコミが広がります。
お客様に合うお店かどうかを自己判断いただくためにも設備などは記載した方が良いでしょう。

予約・問い合わせ

電話番号を記載するだけでも良いのですが、予約フォームや問い合わせフォームがあるとより親切です。とはいえ、予約フォームの設置は導入のハードルも高くなってしまうため、食べログなどのポータルサイトへのリンクを設置しておくだけでも十分です。

また、問い合わせフォームについては設置することで「電話で聞くほどのものでもないんだけど」といったお客様の疑問や声を拾うことができます。忙しい時間の電話だとついついせっかちに対応してしまい、お客様に不要な不満を与えてしまうため、設置しておきましょう。

その他、LINEやSNSのリンクも設置しておくとお客様との関わりを深めることができます。お店のファンを増やすことで、ファンの間でより多くのお客様を呼び込んでもらえるかもしれません。LINEやSNSを使っている場合は忘れずに設置しましょう。

まとめ

飲食店にホームページは必要なのか?集客を成功させるポイントまとめ

いかがだったでしょうか?飲食店とホームページというテーマで述べさせていただきました。結論は「どうであれ飲食店もホームページはあった方がいい」です。

最後にワンポイントアドバイス(というほどでもないですが)です。
自分の経験ですが、「知り合いに作ってもらった」というオーナーさんに出会ったことが何度かあります。しかし、どのオーナーさんも「あってないようなもの」であったり、「正直、不満だけど知り合いだから言いずらい」と後悔に近いことを仰っていました。

ホームページは前述した通り、お店のブランドの一部を担うものです。
お付き合いもあるとは思いますが、売上を左右するビジネスの重要な要素だと思ってしっかりと向き合うことをおすすめします。

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