みなさんこんにちは。カワモトです。
以前にYouTube広告についての紹介をさせていただきましたが、今回はそのYouTube広告などで使用する動画・映像の制作方法について紹介していきます。
専門の映像制作会社へ依頼すると数十万円〜百万円以上の予算が必要となります。
本記事ではなるべく安くできれば簡単に作る方法・ツールを紹介するので、参考になれば幸いです。
自分で動画を制作する方法とポイント
まず紹介するのは無料で制作する方法で自分で作ってしまうという内容です。
動画制作と聞くと随分ハードルが高いように感じてしまいがちですが、PR用の動画と割り切って考えれば、そこまで難しくはありません。
PR動画(YouTube広告などで使用する目的)であれば、長くとも10秒から30秒程度の動画になると思われます。内容にもよりますが、秒数も短いため構成さえ考えられれば意外と簡単にできるケースもあります。
また、制作する動画を汎用的に使用するのであれば、15秒の動画がおすすめです。
15秒の動画時間であればYouTube広告での利用はもちろん、様々な場面で長すぎず短すぎない内容となります。
実際に制作する場合の参考に、構成案を例として1つ挙げてみます。
- イチオシメニュー画像とキャッチコピーと店舗名(3秒)
- 店舗外観写真とアクセス情報(3秒)
- 店内映像→スタッフ映像→調理の様子映像(6秒)
- 料理が提供される映像と店舗名(3秒)
動画制作のポイントとしては動画の前半に重要な情報を盛り込んでおくことです。
どのような場面でも動画から目線を外したり、スキップしたりして最後まで見てもらえないことが考えられます。そのため、最初に知っておいてもらいたい情報(美味しそうと思ってもらえるような料理の画像や、どのようなお店なのかといった情報)をまとめておきます。
また、最後まで見てみようと思ってもらうためにも、動画の前半にお店の魅力を詰め込みます。同時に最後まで見てもすぐ終わりそうだなと思ってしまうようなテンポの早いBGMを利用することもおすすめです。
動画を自作する際におすすめの無料ツール
ここからは無料で使えて、操作も比較的簡単なツールをピックアップして3つ紹介します。
昔はパソコンを使わないとできなかった動画制作もスマホアプリでできるようになりましたので、どなたでも簡単に動画を作ることができます。
まずはやってみるの精神で取り組んでみて、思ったような出来でなければ誰かを頼る方法もありますので、ぜひ積極的に制作してみてください。
PowerDirector
PowerDirectorは無料かつ、AndroidとiPhoneに関わらず使えるスマートフォン向けアプリです。
スマホで撮影をしてそのままスマホで編集ができるため、初めて動画を作るという方にはうってつけと言えます。
動画の構成(内容)をしっかりと固めて撮影した映像であれば、動画を繋ぎ合わせてテロップ(字幕)とBGMを差し込むだけで十分なクオリティにできます。
また、利用者が多いことから使い方もYouTubeなどで簡単に調べることができることもメリットです。
iMovie
iMovieは無料で利用できるツールですが、Apple社の製品(iPhone、iPad、Mac)でのみ使用可能です。
基本的には上述のPowerDirector同様、スマホ1つで動画制作が可能になっており使い勝手はこちらの方が上かもしれません。
また、若い世代を中心にiPhoneユーザーは多いため、利用したことがある方も少なくないのではないでしょうか?もし、使用経験がない場合でもアルバイトの方に相談してみれば意外と動画制作に協力してくれるかもしれません。
DaVinci Resolve
DaVinci Resolveは無料ではあるものの上記2つとは異なりPC用のアプリです(一部iPadでも使用可能です)。
スマホアプリでは編集可能な範囲に限度があるため、より高度な編集をしたくなった場合にはこちらのDaVinci Resolveがおすすめです。
とはいえ、編集スキルを身に付けるには少々難易度が高いため、動画編集に関心が高い方のみ使用を試してください。
Google広告の動画制作ツール
こちらもPCでのみ利用可能なツールでGoogle広告を利用されている方限定となりますが、いくつかの写真とテキストを用意しておくだけで動画を作ることができるツールです。
そのため、このツールは今回紹介したものの中で最も操作が簡単と言えます。
以前に紹介した通り、飲食店が行う宣伝広告の媒体にはYouTube広告がおすすめとなっておりますので、広告配信と併せて検討いただけると良いでしょう。
お金を掛けてクラウドソーシングに依頼する
上述した方法は自分で作るといった内容ですが、「少しでもクオリティを上げたい」、「センスに自信がないからできる人に依頼したい」のような要望もあるでしょう。
低予算で動画を作るのであれば、ランサーズやクラウドワークスなどのクラウドソーシングを利用することがおすすめです。
内容にもよりますが依頼した場合、数千円〜数万円程度が相場となります。
依頼先の選び方としては、制作実績を入念にチェックするようにしましょう。自分が想定しているような制作実績があれば、「この動画みたいに作って欲しい」と依頼しやすいためです。
逆に実績の公開件数がないもしくは少ないと言った方に依頼すると出来上がった動画品質でトラブルに発展する恐れがあります。なるべく制作実績の豊富な方に依頼するようにしましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。本記事では動画を自分で制作する際のポイントから、実際に制作する際に使用するツールの紹介まで行いました。
今回紹介した方法であれば、スマホ1つで撮影から編集までできるため、まずはやってみるという精神で自分で作ってみてはいかがでしょうか?
一方で品質に懸念が残るため、素直に経験者へ依頼しても良いでしょう。
動画市場はこの数年で大きく飛躍しています。どの業界でも導入している強力な媒体ですので、作った動画の使用場面はいくらでもあります。ぜひ積極的に導入をご検討ください。
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